教室員からの
メッセージ
連携施設
連携施設専攻医
- 連携施設からの声
- 国立病院機構埼玉病院
- 氏名
- 藤井 雅行
- 出身大学
- 広島大学
- 初期臨床研修施設
- 自治医科大学附属さいたま医療センター
- 先生の3年間の専攻医プログラムについて教えて下さい。
- 2023年度:慶應義塾大学病院/新百合ヶ丘総合病院
2024年度:国立病院機構埼玉病院
2025年度:さいたま市立病院
- 国立病院機構埼玉病院での研修内容について教えてください。
- 入院診療は、指導医とペアをつくりますが、7-9人ほどのチームで毎日カンファレンス・回診を行います。ペアの指導医の先生から細かなご指導いただき、またチーム内の様々な専門の先生からexpert opinionをお聞きすることができます。外来診療では週1日の一般外来と慢性外来を担当します。そのほか、鎮静や負荷試験、VCG、処置番、レスパイト入院などを持ち回りで行います。当直は月に5回前後です。NICUは主に妊娠32週以降の症例です。NICU入室以外の新生児室や健診、NICU退院後外来も行います。一般小児を7ヶ月、NICUを5ヶ月研修しました。
症例数も小児科医の数も多いことが当院の特徴だと思います。その分、多くのことが学べるのではないでしょうか。
- これから小児科医になる先生にメッセージをお願いします。
- 小児科を選んだ後にも、様々な分野を専門とすることができ、自分のやりたいことがみつかると思います。そして、みんなでこどもたちの成長を守り、支えていきましょう。
- 連携施設からの声
- 横浜市立市民病院
- 氏名
- 中山 まどか
- 出身大学
- 日本医科大学
- 初期臨床研修施設
- 東京都立大塚病院
- 先生の3年間の専攻医プログラムについて教えて下さい。
- 2022年度:慶應義塾大学病院/平塚市民病院
2023年度:平塚市民病院
2024年度:横浜市立市民病院
- 横浜市立市民病院での研修内容について教えてください。
- 横浜市立市民病院は横浜市の中核病院であるため昼夜通して多くの症例が集まり、一般的な疾患から比較的稀な疾患まで幅広い症例を経験することができます。NICU・GCUがあり、分娩数も非常に多く、周産期医療も充実しています。時にはCPAやICU症例も経験する機会があり、基礎から応用まで小児科専攻医として必要な経験は身につけられると思います。専攻医の仲間も多く、お互いに教え合い、助け合いながら楽しく学んでいくことができます。研修医も含めてチーム性で患者さんの診療にあたっており、年次が上がるとともにチーム医療に欠かせないリーダーシップも身につける機会があります。
- これから小児科医になる先生にメッセージをお願いします。
- 慶應小児科は多くの指導医に恵まれ、専攻医の同期、先輩や後輩とも出身大学に関わらず、同じ道をすすむ仲間として共に学ぶ環境が整っています。豊富な専門班があり、進路に迷っている人でも自分の理想とする将来像をみつけられると思います。こどもの笑顔に癒され、共に成長を感じることができるのは小児科でしか経験できない魅力のひとつです。ぜひ一緒に小児科医としての第一歩を踏み出しましょう。
- 連携施設からの声
- 川崎市立川崎病院
- 氏名
- 大河内 達也
- 出身大学
- 神戸大学
- 初期臨床研修施設
- 慶應義塾大学病院 小児科医育成コース
- 先生の3年間の専攻医プログラムについて教えて下さい。
- 2023年度:慶應義塾大学病院/川崎市立川崎病院
2024年度:川崎市立川崎病院
2025年度:佐野厚生総合病院
- 川崎市立川崎病院での研修内容について教えてください。
- 専攻医の大河内です。研修も終盤ですが振り返るとかなり多くの外来、入院数を担当させていただいたなと思います。記憶に残る子ども達や親御さんがたくさんいらっしゃいます。上級医の先生方の専門分野も他病院と比しても多岐に亘っており、どうすればいいかわからない瞬間は随分と頼らせていただきました。手探りで自分流に行うよりも、初めは当院のような確実なサポート体制の元で働き、地盤がしっかりしたような感覚です。また、自分の興味のある分野を見つけたり、自分の興味のある分野を好きでいられる環境であると思います。社会力も身につくのが川崎病院の良さであり、個人的には東京から近いところも好きです。またいつか戻ってきて働きたいなと思います。
- これから小児科医になる先生にメッセージをお願いします。
- まだ小児科医になって2年目の自分がメッセージするのは少し恥ずかしい気持ちですが、小児科医になって後悔する瞬間はないなと思います。サブスペシャリティもたくさんあり興味がある分野があればずっと働けると感じています。どこかで壁もあるかもしれませんが、どこか道中を楽しむ気持ちを持つといろんなことが広い目で見られると思います。
みなさんも小児科として働く充実感に目を向けて大事にしてください!
- 連携施設からの声
- さいたま市立病院
- 氏名
- 松田 知実
- 出身大学
- 帝京大学
- 初期臨床研修施設
- さいたま市立病院
- 先生の3年間の専攻医プログラムについて教えて下さい。
- 2023年度:済生会宇都宮病院
2024年度:さいたま市立病院
2025年度:足利赤十字病院
- さいたま市立病院での研修内容について教えてください。
- 小児一般診療に加えて新生児診療も深く研修できるのが特徴だと思います。
関連病院では一番大きなNICUを有しており、4ヶ月間指導医の先生のもと新生児医療の基礎から学ぶことができます。研修終盤では極低出生体重児の主治医を経験させて頂き大変勉強になりました。
小児科診療では症例のバランスがよく、一般的な疾患から専門性のある疾患まではば広く経験することができます。各専門班所属の上級医の先生方がいらっしゃるため、外来や病棟で困ったことはすぐに専門の先生に聞ける環境も魅力と感じています。救急当番日の当直では130万都市のさいたま市の救急医療を一手に受けるため、とても力がつく環境だと思います。
- これから小児科医になる先生にメッセージをお願いします。
- 専門班が豊富で指導が手厚いところが慶應小児科の魅力だと思います。医局内の人の繋がりが強固であり、関連施設に勤務していても診療で困ったことがあれば大学の専門班の先生に意見を伺うことができるコミュニティーの広さが心強いです。また、出身大学も様々で垣根がないところも働きやすさにつながっていると思います。
慶應小児科で皆様と切磋琢磨できる日を楽しみにしています。
- 連携施設からの声
- 足利赤十字病院
- 氏名
- 酒井 英知
- 出身大学
- 昭和大学
- 初期臨床研修施設
- 慶應義塾大学病院 小児科医育成コース
- 先生の3年間の専攻医プログラムについて教えて下さい。
- 2024年度:慶應義塾大学病院/足利赤十字病院
2025年度:静岡市立清水病院
2026年度:横浜市立市民病院
- 足利赤十字病院での研修内容について教えてください。
- 足利赤十字病院は、専攻医を含む小児科医6人で、両毛地区のこどもたちの健康を支えています。1日2回のカンファレンスで治療方針を上級医と共有できるため、日常診療での不安は少なく、安心して診療に臨むことができます。オンコール業務では、多様な疾患を経験する中で幅広いスキルを習得できると思います。さらに、心臓、アレルギー、腎臓、内分泌代謝班の先生方がおり、専門的な相談も可能です。足利赤十字病院だけではなく、慶應義塾大学小児科の魅力は、どの関連施設にも専門分野を持つ先生がいらっしゃる点だと考えています。
- これから小児科医になる先生にメッセージをお願いします。
- 医者は「命をつなぐ」仕事だと思います。その中でも小児科は、人生の出発点を支え、こどもたちの未来を守る尊い役割を担っていると私は考えています。対象とする年齢や背景が幅広く、それぞれに応じた診療の工夫や疾患の鑑別が求められますが、こどもたちの笑顔や元気になる様子は何よりの励みとなります。一緒にこどもたちの未来を支える医師を目指しましょう。
- 連携施設からの声
- 国立病院機構東京医療センター
- 氏名
- 手塚 舞花
- 出身大学
- 慶應義塾大学
- 初期臨床研修施設
- 東京歯科大学市川総合病院
- 先生の3年間の専攻医プログラムについて教えて下さい。
- 2022年度:東京歯科大学市川総合病院/慶應義塾大学病院
2023年度:国立病院機構埼玉病院
2024年度:国立病院機構東京医療センター
- 国立病院機構東京医療センターでの研修内容について教えてください。
- 地域を支える中核病院として、24時間365日の二次救急対応を行なっています。NICU・一般病棟の管理、健診、慢性外来など、手厚いサポートの中、自分の裁量で物事を決めることができ、実践的に学べることが多いです。血液・内分泌・腎臓・神経・感染症・アレルギー・遺伝と多岐の分野にわたるスタッフの先生方のもとで、東京医療センターの専攻医と共に和気藹々と研修できることも魅力の一つです。また、国立病院機構のプログラムで様々な研修に参加できます。今年度は南京都病院の重症心身障害児医療に関する研修や、岡山医療センターのチーム医療に関する研修に参加しました。全国から来る多職種のスタッフと交流できたことは良い経験でした。
- これから小児科医になる先生にメッセージをお願いします。
- 小児科を選んでから3年間、可愛い子どもたちに癒され、一度も後悔することなく楽しい日々を過ごせています。様々な選択肢があると思いますが、慶應小児科の強みは「縦と横の強固な繋がり」だと感じます。色々な病院を巡り、困った時に頼れる存在が増えました。また、多様なキャリアパスがあるからこそ、それぞれのライフプランに合わせた希望を叶えてくれることも魅力の一つだと思います。ぜひ一緒に充実した日々を過ごしましょう。
- 連携施設からの声
- 平塚市民病院
- 氏名
- 髙橋 美歩
- 出身大学
- 山梨大学
- 初期臨床研修施設
- 国立病院機構埼玉病院
- 先生の3年間の専攻医プログラムについて教えて下さい。
- 2022年度:川崎市立川崎病院/慶應義塾大学病院
2023年度:横浜市立市民病院
2024年度:平塚市民病院
- 平塚市民病院での研修内容について教えてください。
- 平塚市民病院小児科の特徴の一つはアットホームであることです。指導医の先生方は気さくな方々ばかりで、どんなに小さな悩みも相談しやすいです。専攻医が主治医として責任を持てる環境にしつつも困ったときは快く手を差し伸べてくださるため、安心して日々の診療に取り組めています。コメディカルの方々とのコミュニケーションも円滑でとても働きやすい職場です。また、市中病院で経験すべきcommon diseaseは一通り経験できます。時には診断に難渋することや、心理的・社会的な問題を抱えている患者さんに出会うこともありますが、一人ひとりの患者さんやご家族にじっくりと向き合う時間が取れることも良い点だと感じています。
- これから小児科医になる先生にメッセージをお願いします。
- 慶應小児科には、ジェネラリストとしてもスペシャリストとしても背中を追いかけたい先生方が数多くいらっしゃいます。また、大学病院と関連病院のそれぞれで、バランス良く小児科医としての土台を築ける環境が整っています。私も小児科医としての人生が始まったばかりで、患者さんやご家族との出会いの中で様々なことを学んでいる成長過程にあります。一緒に切磋琢磨できる仲間が一人でも増えてくれると嬉しいです。
- 連携施設からの声
- 東京歯科大学市川総合病院
- 氏名
- 魚躬 理沙
- 出身大学
- 弘前大学
- 初期臨床研修施設
- 横浜労災病院
- 先生の3年間の専攻医プログラムについて教えて下さい。
- 2023年度:新百合ヶ丘総合病院/慶應義塾大学病院
2024年度:東京歯科大学市川総合病院
2025年度:横浜市立市民病院
- 東京歯科大学市川総合病院での研修内容について教えてください。
- 外来・病棟ともに主治医を担当し、上級医の指導を受けながら日々診療しています。
当院は二次救急医療機関のため、重症患者を経験するというよりcommon diseaseを幅広く経験できる研修施設です。市川市内では数少ない小児科病床を持つ総合病院ということもあってか、近隣クリニックからの紹介は多く外来症例は豊富です。数多くのcommonな症例の中にまぎれこんでいる重症例や専門的治療を要する症例を見逃さないようにする、という小児科らしい鍛錬を積めると思います。
また、小児科クリニックや産科クリニックでの外勤が月に3-4回ほどあります。専攻医のうちにクリニックでの診療を経験できるのは当院での研修ならではだと思います。
- これから小児科医になる先生にメッセージをお願いします。
- 小児科は子どもの心身を診るだけでなく、健やかな成長発達を見守る、患者さんご家族をサポートする等の側面もあります。学ぶべき分野や気を配るべきことは多岐にわたりときに苦労もありますが、その分やりがいも大きいです。
複数の研修施設をまわり、それぞれの地域性や施設の体制に応じた診療を経験できるという点が医局での研修で得られるメリットだと感じます。小児科医として一緒に学ぶ仲間がこれからも増えていったら嬉しいです。
- 連携施設からの声
- 佐野厚生総合病院
- 氏名
- 鬼頭 直文
- 出身大学
- 慶應義塾大学
- 初期臨床研修施設
- 那須赤十字病院
- 先生の3年間の専攻医プログラムについて教えて下さい。
- 2023年度:慶應義塾大学病院/佐野厚生総合病院
2024年度:佐野厚生総合病院
2025年度:済生会宇都宮病院
- 佐野厚生総合病院での研修内容について教えてください。
- 佐野厚生総合病院はとても楽しく研修に最適な病院の一つです。新生児から一般小児まで幅広い症例を経験することができます。部長の吉田真先生は優しくユーモラスな方で、先生のご指導の下のびのびと診療できます。小児科医の人数はそれほど多くはないですが、困った時にはいつでも相談ができ、したいことがある時は手厚いサポートをしてもらえる環境があります。医療としては栃木県南の幅広い地域を担っており、栃木県内での連携も強く自治医科大学、獨協医科大学とも協力して診療しています。佐野ラーメンも有名ですので、是非食べてみてください。
- これから小児科医になる先生にメッセージをお願いします。
- 慶應小児科は専攻医として学ぶのに最適な環境です。素晴らしい同期、なんでも相談できる先輩に囲まれて専攻医として充実した小児科医生活を送っています。また専門医になってからは専門班で学ぶ楽しみも待っています。多くの関連病院、専門班があり自分のなりたい医師像を実現できる場所が慶應小児科にはあります。同じ小児科医として一緒に働ける日を心待ちにしています。
連携施設部長
- 氏名
- 上牧 勇
- 所属
- 国立病院機構埼玉病院
- 先生の病院における専攻医研修の様子について教えてください。
- 当院では、当院の専攻医、慶應義塾大学、さいたま市立病院からの専攻医が研修しています。色々なバックグラウンドを持った専攻医がともに研修することで互いに刺激し合い相乗効果がみられています。当院の特徴である小児救急では、一次救急からCPAまで多くの症例を経験し、貴重な経験になっているようです。一般小児当直は2名体制なので安心して研修できる環境と言えるかもしれません。小児科コースの初期研修医を交えた若手勉強会は、専攻医が中心となって毎週水曜日の朝に開催されています。毎週火曜日には抄読会があり、その他にも地方会での発表、臨床研究で倫理委員会への申請など充実した日々を送っています。
- これから小児科医になる先生にメッセージをお願いします。
- 小児科は、病気を見るという面はもちろんありますが、お子さん一人一人に寄り添って、その子(生活環境、家族との関係、身体の状態など)のすべてを診察するという姿勢が大切です。感染症や臓器別の疾患の診療から、今は全人的に子どもの健康を見守ることが小児科医の仕事になってきました。その範囲は幅広くなり、小児科医の活躍すべき場所も拡がっています。子どもたちの笑顔のために働いてみませんか。子どもたちの笑顔に癒され、充実した医師生活を送れると思いますよ。
- 氏名
- 福島 裕之
- 所属
- 東京歯科大学市川総合病院
- 先生の病院における専攻医研修の様子について教えてください。
- 当院の小児科チームは、診てくださいと頼まれたら基本的には断らない、ひとりひとりの患者さんの診療をていねいに行い多くのことを学ぶ、という姿勢で日々活動をしています。このような小児科チームの一員となってくれた専攻医の皆さんも、それぞれの個性を活かしながら、ときには忙しく、ときには伸び伸びと研修を行っています。私たち指導医も、専攻医の皆さんの自主性を引き出して、自ら考え、判断する力を育むよう心がけています。研修を終えて当院を旅立つ頃には、私たちも驚くほどに専攻医の皆さんが成長していて、指導医たちが彼らから元気をもらっています。
- これから小児科医になる先生にメッセージをお願いします。
- 小児科医はかっこよくないといけないと思っています。だって、こどもが見てるから。小児科医は誠実でなければいけないとも思っています。なぜなら、こどもは嘘をつく人を見抜いてしまうから。なので、小児科医は楽ではないけれど、こどもが元気になったり、成長したりする姿を見られるのはとても楽しいし、嬉しい。小児科医を続けていれば、自然に、かっこよくて信頼されるおとなになれるという特典もついてきます!? 少子化といっても、この国の将来を担うのはこどもであることに変わりはありませんので、小児科医の仕事がなくなるなんて心配もいりませんよ。
