教室員からの
メッセージ
若手集合

連携施設部長

氏名
上牧 勇
所属
国立病院機構埼玉病院
先生の病院における専攻医研修の様子について教えてください。
当院では、当院の専攻医、慶應義塾大学、さいたま市立病院からの専攻医が研修しています。色々なバックグラウンドを持った専攻医がともに研修することで互いに刺激し合い相乗効果がみられています。当院の特徴である小児救急では、一次救急からCPAまで多くの症例を経験し、貴重な経験になっているようです。一般小児当直は2名体制なので安心して研修できる環境と言えるかもしれません。小児科コースの初期研修医を交えた若手勉強会は、専攻医が中心となって毎週水曜日の朝に開催されています。毎週火曜日には抄読会があり、その他にも地方会での発表、臨床研究で倫理委員会への申請など充実した日々を送っています。
これから小児科医になる先生にメッセージをお願いします。
小児科は、病気を見るという面はもちろんありますが、お子さん一人一人に寄り添って、その子(生活環境、家族との関係、身体の状態など)のすべてを診察するという姿勢が大切です。感染症や臓器別の疾患の診療から、今は全人的に子どもの健康を見守ることが小児科医の仕事になってきました。その範囲は幅広くなり、小児科医の活躍すべき場所も拡がっています。子どもたちの笑顔のために働いてみませんか。子どもたちの笑顔に癒され、充実した医師生活を送れると思いますよ。
氏名
福島 裕之
所属
東京歯科大学市川総合病院
先生の病院における専攻医研修の様子について教えてください。
当院の小児科チームは、診てくださいと頼まれたら基本的には断らない、ひとりひとりの患者さんの診療をていねいに行い多くのことを学ぶ、という姿勢で日々活動をしています。このような小児科チームの一員となってくれた専攻医の皆さんも、それぞれの個性を活かしながら、ときには忙しく、ときには伸び伸びと研修を行っています。私たち指導医も、専攻医の皆さんの自主性を引き出して、自ら考え、判断する力を育むよう心がけています。研修を終えて当院を旅立つ頃には、私たちも驚くほどに専攻医の皆さんが成長していて、指導医たちが彼らから元気をもらっています。
これから小児科医になる先生にメッセージをお願いします。
小児科医はかっこよくないといけないと思っています。だって、こどもが見てるから。小児科医は誠実でなければいけないとも思っています。なぜなら、こどもは嘘をつく人を見抜いてしまうから。なので、小児科医は楽ではないけれど、こどもが元気になったり、成長したりする姿を見られるのはとても楽しいし、嬉しい。小児科医を続けていれば、自然に、かっこよくて信頼されるおとなになれるという特典もついてきます!? 少子化といっても、この国の将来を担うのはこどもであることに変わりはありませんので、小児科医の仕事がなくなるなんて心配もいりませんよ。

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