ご挨拶

教授のご挨拶

慶應義塾大学医学部小児科 ホームページをご覧いただきありがとうございます。

私たちはすべてのこどもたちの健康のために、包括的な医療、全人的な医療を提供するよう心がけています。当院小児科の特徴として、第一に11の専門グループの連携を通じて、包括的な医療を提供しています。内科の各専門に対応する分野(神経・内分泌・腎 臓・循環器・血液腫瘍・呼吸器・感染症・精神保健・総合診療)に加え、小児に特有な分野(新生児・思春期医学・臨床遺伝)の診療を行っています。

第二に、 時代の最先端を行くユニークな医療として「性腺機能不全の早期診断部門」「小児遺伝子診断部門」を運営し、また、「抗てんかん薬・抗腫瘍薬のテーラーメー ド医療」を実践しています。

第三に、患者さんを病気としてではなく、病気や障害を抱えながら家庭や社会とのかかわりの中に生きる、ひとりの人間(ひと)と してとらえる全人的な医療を心がけています。それは、医学的水準の高い医療であり、かつ”こころ”も診る医療といいかえることができます。

これらの医療を支えるのは、講師以上のスタッフ8名を含む小児科専門医約20名、さらに小児科専修医・研修医・大学院生約20名です。皆こどもたちのために日々協力して診療に当たっています。

慶應義塾大学医学部小児科 高橋 孝雄